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2024年11月23日
【第1回】アルパインクライミングにおけるアクセス問題について
文・写真=菊地敏之(アルパインクライミング推進協議会会長) 近ごろ、クライミング界で「アクセス問題」という言葉をよく聞くようになった。特にフリークライミングの分野ではこの言葉はもはや当たり前で、この解決があって初めて今のクライミングは成り立つと言っても過言ではない。岩...
2024年11月22日
【第2回】岩場のルート整備と利用に関する法的問題について
文・写真=合田雄治郎(アルパインクライミング推進協議会副会長) はじめに 2022年4月に、菊地敏之会長のもと、そうそうたるアルパインクライマーや有志が集まって、一般社団法人アルパインクライミング推進協議会(Alpine Climbing Promotion...
2024年11月21日
【第3回】海外のアルパインクライミングを取り巻く環境について
文=石鍋 礼(アルパインクライミング推進協議会専務理事) はじめに 前々回から始まった「アルパインクライミングを考える」。第1回では「アルパインクライミングにおけるアクセス問題」というテーマが提示され、第2回では「岩場の利用とルート整備に関する法的問題」の検討が行なわ...
2024年11月19日
【第4回 ①】剱岳における岩場の現状と今後にむけて
文・写真=上田幸雄(アルパインクライミング推進協議会理事) 剱岳における岩場の現状 剱岳はご存じの通り「岩と雪の殿堂」と称され、国内においてヨーロッパアルプスを彷彿させることのできる山岳地帯である。剱岳東面は立山黒部アルペンルートの開通によってアプローチが楽にな...
2024年11月18日
【第4回 ②】谷川岳の現状について
文・写真=菊地敏之(アルパインクライミング推進協議会会長) 少々古いが、私自身は1970年代の半ばに初めて一ノ倉沢を訪れ、それ以後、自分のクライミングやガイドなどで何度となくこの谷に足を運んできた。特に10~20代のころは、当時の同年代の人たちと同じく、現役のクライ...
2024年11月17日
【第5回】ルートは誰のものか - ルート開拓・整備の課題と展望
文・写真=横山勝丘(アルパインクライミング推進協議会副会長) 奥飛騨の錫杖岳に「注文の多い料理店」というルートがある。クラックを主体とした素晴らしいラインには、かつて見苦しいまでに多くの残置支点が存在していたが、2006年夏、見かねた私とパートナーの佐藤裕介がそれらす...
2024年11月16日
【第6回】昔のアルパインクライミングルートと、今のあるべき姿
文・写真=菊地敏之(アルパインクライミング推進協議会会長) まず「整備」という言葉が悪い。あるクライマーにそう言われた。 確かに「整備」とだけ単純に聞くと、いかにも遊園地風に、危険物を取り除き、誰でも安全に楽しめるように人工的な施設にしてしまう、という印象がなくは...
2024年11月15日
【第7回 ①】海外のアルパインクライミングを取り巻く環境について
文=石鍋 礼(アルパインクライミング推進協議会専務理事)) はじめに 2023年11月16日、アメリカ合衆国国立公園局(National Park Service、以下NPS)は「 国立公園原生自然地域におけるクライミング用固定支点や固定器具の評価および承認手続き(E...
2024年11月14日
【第7回 ②】日米ボルト事情の違い
文・写真=菊地敏之(アルパインクライミング推進協議会会長) この春、アメリカからボルト事情の変更(禁止?)が伝わってきて少々焦ったのだが、幸い、それは左記のとおり、正確なものではなかったようだ。 正確には、ボルトを打つ場合は単にNPSへの許可申請と承認が必要という...
2024年11月13日
【第8回】瑞牆山クライマー・登山者集会の開催報告
文=菊地敏之(アルパインクライミング推進協議会会長) 写真=鈴木岳美 去る5月25日(土)、北杜市みずがき山自然公園芝生広場にて、「瑞牆山クライマー・登山者集会」を開催した。準備や告知の不足、加えて隣の小川山で同日大きなイベントがあったにも関わらず、60人ほどのクライ...
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