写真提供=鈴木岳美氏
去る5月25日(土)、かねてから計画しておりました「瑞牆山登山・クライミング集会」を、無事開催することができました。当日は晴天に恵まれ、合計50名強の方にご参加いただきました。
午前の部では、冒頭、菊地から瑞牆山クライミング連絡協議会発足の背景や経緯などのお話をさせていただいたあと、瑞牆クライミングガイドの発行を手掛けている内藤直也氏から瑞牆山におけるクライミング活動に関するマナーや諸注意事項などをお話いただき、続いて室井登喜男氏からボルダラーの観点から瑞牆山でのボルダリングに関する意見などを述べていただきました。
その後、当協議会の副会長でもある合田から、クライミングやリボルトに関する法的論点を説明するとともに、アルパインクライミング推進協議会がこれまで行なってきた環境省や山梨県、北杜市など行政の皆さまや関係機関との折衝について経緯の報告をおこない、続いて瑞牆山におけるクライミングを公益性があるものとして広く認知をしてもらうために、どのようにしていくべきかという点について、参加者の方も含めて、活発な議論が交わされました。
午後の部では消防と救急救命士の方にお越しいただき、クライミング現場での事故を想定した救急対応について実践的なレクチャーをしていただきましたが、過去に自ら事故を経験した参加者の皆様からの事例共有や質問などもあり、参加者の皆様一同、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
午前の部、午後の部ともに参加者の皆様一同、熱心に耳を傾け、また時には質問や意見も述べていただき、瑞牆山でのクライミングならびに登山の活動について考え、今後の活動に繋げていくための貴重な機会になったのではないかと思います。
ご来場いただいた皆さま、ご協力いただきました関係者各位におかれましては、厚く御礼申しあげます。
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